2015年12月8日
湯治場(とうじば)
温泉地に長期間(少なくとも一週間以上)滞留して特定の持病の温泉療養を行う場所です。
遠い昔から行われていた温泉療法です。
自分の持病の改善、疲れを癒やすために個々の温泉の効能によって選んで行います。
ということは、多くの方が行く、温泉も理にかなった行為であると言うこと。
人間はリラックスすることで副交感神経が優位になり、自律神経のバランスが取れ、免疫力が上がります。
免疫力が上がれば、様々な持病、生活習慣病の予防、改善にも効果的です。また 景色で癒され、温泉で癒され、料理で癒されます。
雪の多さで有名な青森県の酸ヶ湯温泉、昔から有名です、山の中腹にあり、風情があります。 昔は、女風呂、男風呂の境界が上に置いた板1枚だったと記憶しています。
昔の人は、副交感神経とか免疫力とかわからない時代、本能で解っていたんだと思います。 もちろん多くの効果があったからこそ、今でも続いています。
自然の力に委ねることなんて、中々出来ないことであり、見えない、まだまだ判明しない効果もあると思います。
長期で短期で、楽しみながら身体を正常に戻していくって心と身体、心身ともの健康法で、美味しい空気、水、食べものも全て相乗効果が出るのではないでしょうか?
火山国である日本、四季のある日本ならではの最高の特典、日頃のストレスなど活性酸素でいじめられた身体を癒す意味でも年に1回だけでもおススメです。
もちろん長期でなくても、湯治場でなくても、温泉でなくても、銭湯、家のお風呂に日頃から湯船につかり、身体を温めることは大切です。
腸内環境を整える、改善するためには、食や運動は、大切ですが、精神的な部分も需要で、うつ病などの精神疾患を患っている方々は、自律神経のバランスが崩れていることが多く、五感(目で見る、鼻で嗅ぐ、口から食べる、耳で聞く、皮膚で感じるなど)にアプローチすることも必要です。