2018年11月2日
摂取カロリーを意識
先日、都内で講座を行った際にもダイエットについて質問がありました。
私共が、いつもお答えするのは、腸内環境を整えること(食物繊維群とポリフェノール摂取、適度な運動、睡眠)と適正な摂取カロリーの意識、この2点です。
この摂取カロリーの問題、例えば、昨今、流行の油(オイル)やナッツ類などメリットもありますが、カロリー過多になるデメリットもあり、ダイエットには注意が必要です。
調味料なども影に隠れておりますが、結構なカロリーの商品もあります。
その上で、お買い物される時、また食べられる、飲まれる時には、商品ラベルにある栄養成分表示のエネルギーをよく御覧くださいとお答えしております。
私自身、菓子パンを何気なしに食べていて、ラベル裏の栄養成分表示のエネルギーを見て1個550Kcalであることが判り、驚いたことがあります。
45歳の女性で、1日の活動が普通であれば、厚生労働省がカロリー摂取基準を設けている表に照らし合わせると1日の目安は、2000Kcalになります。
摂取カロリーを意識して、ある程度の満腹感を得ようとするために量を摂ろうとすると、必然的に糖質の多い食品は抑えるようになり、結果、軽い糖質制限にもなります。
また、腸内環境を整えるために、食物繊維群、ポリフェノールを意識して摂取することは、必然的に低GI・FI値の食品を摂ることに繋がります。
商品には、100gで、500Kcalを超えるものも多くあり、製法によって、まったくカロリーが違う同じ商品もありますので、ある程度の意識が必要です。
知らない内にカロリーを摂りすぎてしまうことも多く、ダイエット失敗の大きな原因の1つだと思います。
今回、講座でお答えしている、その2点をご紹介します。
ダイエット2つの基本
①腸内環境を整える
食物繊維群(レジスタントスターチ、水溶性・不溶性食物繊維、オリゴ糖)、ポリフェノールを意識して摂取し、腸内環境に良い適度な運動を行い、自律神経を副交感神経優位にして十分な睡眠を取ること。
②摂取カロリーを意識
商品パッケージの栄養成分表示にて買う・食べる・飲む時、カロリー(エネルギー)チェック。
下記、性別・年齢・活動レベル別、1日のカロリー摂取基準にて自分の必要カロリーを目安に、ある程度の意識をして食生活を行う。
例えば、33歳・女性・1日の活動レベルが普通の方であれば、1日2000Kcalが目安になります。
食品成分データベースサイト(文部科学省)
野菜、肉・魚等のカロリー、また食材の栄養素、その栄養素のランキングなど
日本食品標準成分表2015年版(七訂)が簡単に検索出来ます。
是非、ご活用下さい。
この2つを行うことで、今まで以上に期待できるものと思います。