2023年3月25日
膝の筋肉である膝窩筋(しっかきん)・足底筋を強化する
温故知新ラボ 変形性膝関節症メニュー
ユーチューブ動画
温故知新ラボでの研究により
弊社製品「レジスタ・ワシーガアーチ・ワシーガトウズ」
を使用することで、
変形性膝関節症の予防、改善に期待できることが判明しました。
足指を使わない生活習慣、姿勢の悪い生活習慣により
次第に足指から膝、股関節と外側に荷重が向いていき
カカト荷重から足小指荷重に、
そして膝が外に開き、股関節も開いていきます。
特に猫背や反り腰、O脚の方、
また足トラブルである浮き指・外反母趾・内反小趾・扁平足の方は
注意が必要です。
<変形性膝関節症について>
変形性膝関節症とは、加齢による老化、そして肥満によって膝の関節の軟骨の質が低下し、少しずつすり減り、歩行時に膝の痛みが出現する疾患。
主な症状:膝の痛み、水がたまる
(男性860万人、女性1670万人と推定されていて、女性は男性の実に2倍近くいることが判明)
40代で膝の痛みがある方は、ほぼ変形性膝関節症であるとも言われている。
大きな原因としては姿勢の悪さ・肥満・加齢である。
進行すると外観上はO脚変形が一目瞭然
初期:立ち上がり、 歩きはじめに膝が痛む。休めば痛みがとれる。
中期:歩くと膝が痛み、正座、階段の昇降が困難。動作が不自由。
末期:変形が目立ち、膝がピンと伸びず、歩行も困難。日常生活が不自由。 安静にして足を動かさないようにしていても痛みに襲われる。
そして姿勢の悪さの大きな原因は、足指を使わない習慣であり、その習慣により、足裏アーチが衰退、足指握力も低下することでカカト荷重にそして足小指荷重になり、日々の重力により、押しつぶされる形、所謂、より楽な形である膝の開き、股関節の開きに繋がり、姿勢も猫背、反り腰になっていき、更に正しく抗重力筋も働かず悪循環に陥ることが考えられます。
結果的に腸内環境にとっても良くないことは明らかです。
加齢による膝軟骨の質の低下、すり減りは誰でも起こることであり、一番重要なのは、膝軟骨をサポートする筋肉の強化になります。
膝をサポートする筋肉を強化するためにスクワットなどを行い、アウターマッスルを鍛えるよりも、一番は、脚のインナーマッスル強化が最重要になります。
その姿勢の悪さ、そして膝の痛みに関して、
足指から足裏からアプローチすることで、
姿勢の改善、膝の痛みに期待できる
弊社製品の使用根拠、使用方法をご説明します。
<温故知新ラボ変形性膝関節症予防・改善における使用製品>
◆特に肥満の方は健康的に体重を落とす、そのためにレジスタ習慣で腸内環境を整える。
(1日10g以上摂取/ 使用製品:レジスタ )
※レジスタを食する習慣になることで、エビデンスにある通り、短鎖脂肪酸(特に酪酸)分泌が活発に、腸内環境を整え、痩せやすいカラダになります。
◆アーチ習慣で足裏アーチ力を鍛え、足裏からの膝窩筋(しっかきん)・足底筋等の脚インナーマッスル強化。
(日中なるべく履く/ 使用製品:ワシーガアーチ )
※オナカサンダルでもあるアーチを履く習慣により足裏アーチ力から膝筋肉である膝窩筋、足底筋等が強化されます。またエクササイズにおいては、前側三角錐突起が足親指から拇指球までをサポートし、小指側への荷重を防ぎながら、安定したつま先立ちが可能になります。
◆トウズ習慣で足指の握力を鍛え、足指から膝窩筋(しっかきん)・足底筋等の脚インナーマッスル強化。
(1日30分握る/ 使用製品:ワシーガトウズ )
※トウズを履いて握る習慣により足指握力(足趾把持力)から膝筋肉である膝窩筋、足底筋等が強化されます。またエクササイズにおいては、通常のつま先立ちの足指が反るとは逆に握ることで膝窩筋、足底筋に対しての違うアプローチが可能になり、効率的に鍛えることが可能になります。
< 温故知新ラボ変形性膝関節症エクササイズ>
(ワシーガアーチ・トウズ使用)
机に手を着いて立って行います。
◆アーチ・トウズを履いたまま、つま先で立って上下するだけ
◆なるべく足親指に体重を乗せ、足小指側に体重を乗せない
◆カカトを床に着かないように上下
◆膝を曲げない
※大腿四頭筋(スクワット等)などのやみくもな筋力強化は膝に悪影響を及ぼす可能性があります。
<ワシーガトウズ、アーチを使用する最大の理由>
上記図5つの筋肉は、ふくらはぎの奥に位置することから
「脚のインナーマッスル(深層筋)」と呼ばれ、
足指から膝にかけて存在します。
足底筋、膝窩筋共に膝を曲げる、伸ばす際に重要な役目を果たしている筋肉であり、後脛骨筋、長趾屈筋、長母趾屈筋などと連携し機能します。
そして太もも内転筋のインナーマッスル始め、下肢から上肢のインナーマッスルに繋がっています。
上記図からも分かるとおり足指からふくらはぎ、そして膝筋肉が繋がっていることから
◆ワシーガトウズで足指握力強化
◆ワシーガアーチ(オナカサンダル)による足裏からの刺激
を行うことで、変形性膝関節症や腰痛などの疾患、また足のトラブル、姿勢の悪さ、運動能力などに良い変化が期待できることが使用する最大の理由になります。
ユーチューブ動画
動画の東京都75歳女性の場合、当時は膝の曲げ伸ばしや立ち上がり、歩行も困難、痛みもある状態でした。
温故知新ラボ変形性膝関節症メニューを去年7月ごろから開始、まずレジスタ摂取、アーチを使用し、ダイエットと同時に足裏からのアプローチを開始、アーチを履いていることで、徐々に足裏アーチの力も付き、体重も落ち、また今年1月からトウズを使用し、足指の力も付いてきました。
その結果、以前は立つことも痛くて出来ず、膝の曲げ伸ばしすらも痛くて出来なかったところ、今ではダイエットも順調に進み、立ち上がりや膝の曲げ伸ばしも痛みなくスムーズに、歩行も以前よりも格段に歩けるようになっております。
これからも今まで同様に無理のない範囲で続けて、更に良くなっていくことが期待できます。
現在、数名の方がこのプログラムメニューに参加しており、個人差はありますが、皆さん順調に変わってきております。
令和5年3月23日(木)東京都日の出町にて
変形性膝関節症についての講話とエクササイズを行いました。
<膝筋肉である膝窩筋及び足底筋の機能におけるエビデンス>
The function of the popliteus muscle: An in vivo ultrasound shear wave elastography study
膝窩筋の機能: 超音波せん断波エラストグラフィ研究
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33486378/
The function of the popliteus muscle [PM] is crucial to knee function. However, it remained unclear in vivo. Thus, this study aimed to explore the PM function in the non-weight-bearing and the weight-bearing conditions in vivo. Fourteen healthy subjects participated in this study.
膝窩筋[PM]の機能は、膝の機能に不可欠です。しかし、それは生体内では不明のままだった。したがって、この研究は、生体内の非耐荷重条件におけるPM関数と耐荷重条件を探求することを目的とした。
歩行および立位保持中の膝窩筋 筋活動について
https://www.jstage.jst.go.jp/article/rigaku/26/5/26_KJ00003131596/_article/-char/ja/
膝窩筋は,歩行時には遊脚後期から立脚初期にかけては膝関節過伸展を防御し,立脚後期から遊脚初期にかけては膝関節の屈曲運動に関与することが推察された。また,立位保持時には脛骨の前方移動を防ぐように活動していると考えられた。
起立動作時の膝窩筋の筋活動
https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2002/0/2002_0_116/_article/-char/ja/
我々は過去に歩行,立位保持,階段昇降動作時における膝窩筋の筋活動を解析し,膝窩筋が大腿四頭筋と同時期に活動することを報告してきた.しかし,本研究の結果においては先行研究と異なり,外側広筋の活動に先駆けて膝窩筋の活動がみられた.これは,体幹を前屈する際に大腿骨が脛骨に対して前方移動するのを防ぐためではないかと推測できる.
膝窩部持続伸張が歩行に与える影響
https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2011/0/2011_Ca0259/_article/-char/ja/
本症例において、膝窩部の持続伸張を実施すると、B-P距離の減少と膝関節痛の改善がみられた。また、筋力測定や筋電図波形の積分値からもわかるように、膝関節伸展筋力の向上も認められた。膝窩部の持続伸張は変形性膝関節症に対して重要な介入方法の一つになりうると考えられる。
変形性膝関節症に対する母趾内転筋の伸張の即時効果
https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2011/0/2011_Ce0117/_article/-char/ja/
今回、膝OA患者に対してAHの伸張を行ったことにより歩行能力、バランス能力等に即時効果があることが示唆された。介入後、有意に向上した10m歩行時間および歩数、TUG、FRT、片脚立位時間等は、転倒予測のスクリーニングテストとして使用されており、AHの伸張は転倒予防の一助となりうると考える。
健常成人における母趾外転筋エクササイズの効果
https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2009/0/2009_0_C3O2112/_article/-char/ja/
AHEにより足部の支持性を高めてLNGを減少させることで、変形性膝関節症などの下肢関節疾患の理学療法に応用することが出来ると考えられる。
変形性膝関節症高齢者と健常高齢者の足把持力の比較
https://www.jstage.jst.go.jp/article/rika/22/4/22_4_495/_article/-char/ja/
膝OA高齢者では,足把持力が低下することにより,転倒の危険性が高まる可能性が示唆された。
変形性膝関節症女性高齢患者の足把持力に関する研究
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kyushuptot/2007/0/2007_0_29/_article/-char/ja/
今回の結果より、高齢膝OA患者は健常高齢者に比べ足把持力、片足立ち保持時間ともに低下していた。このことは、高齢膝OA患者の転倒リスクが高いことを示唆しており、高齢膝OA患者の理学療法を実施する場合、評価や治療部位を膝関節とその周囲筋に限定するのではなく、足部機能についても評価する意義と重要性が示唆された。
内側型変形性膝関節症における歩行時の外部膝関節内反モーメントと下肢筋機能に関する研究
https://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp › files › diss_ko4992
変形性膝関節症患者の重心動揺における 足底感覚の影響
https://www.jstage.jst.go.jp/article/rika/27/1/27_1_15/_pdf
※足底筋における膝関節に影響する具体的な機能論文は、令和5年3月25日時点で確認が取れないことから、研究が少ないことが推測されます。
腸内環境株式会社(温故知新ラボ)ホームページ