2023年9月1日
口臭をもたらす歯周病(歯槽膿漏)について
日本人の歯を失う原因の第1位は歯周病(37%)となっており、400万人が罹患。
歯周病罹患率は15-24歳が20%、25-34歳で30%、35ー44歳で40%、
45ー54歳は50%、そして55歳以上は55ー60%という割合になっています。
55歳以上は2人に1人超
口臭の原因として
歯周病や舌苔などがあり
そして
歯周病、舌苔の起こる大きな原因の一つとして
(口から肛門までの粘膜)
腸内環境であることが徐々に判明してきております。
<男女別の傾向>
◆歯周病は、男女の両方に影響を及ぼしますが、一般的に男性よりも女性に多く見られます。
◆これは、女性のホルモンの変動(妊娠、月経周期、更年期など)や、女性の口腔内のPHの変化などが関与している可能性があります。
<年齢別の傾向>
◆歯周病は、年齢とともに一般的に増加する傾向があります。(55歳以上60%以上)
「レジスタ」をご使用いただている方は、使用前と比べ、腸内環境改善と共に口臭が
気にならないレベルまで下がることが期待できます。
腸でおこる歯周病の発症と重症化の仕組みを解明
2022年9月7日
福岡歯科大学 研究チーム
https://www.fdcnet.ac.jp/col/news/archives/300
<本研究のポイント>
★歯周病の原因として歯周病原細菌に応答するヘルパーT細胞が注目されていましたが、その免疫応答の詳細なメカニズムは不明でした。
★口から流れ込んだ歯周病原細菌が腸で取り込まれ、腸内細菌の影響を受けて活性化したヘルパーT細胞が口へ移動して歯周病の発症と重症化を引き起こすことを発見しました。
★腸内細菌をターゲットとした薬剤や整腸剤による新しい予防法と治療法の開発が期待されます。