2024年3月2日
カラダのお便り「お通じ」は、便秘薬・漢方薬などで「出すもの」でなく、自然に「出るもの」
日本における女性の10人に6人が便秘に悩んでいると言われており、昨今の大腸がんの爆発的な罹患、以前の肺がんや乳がんと違う腸内環境が一因の肺腺がん、乳腺がんの増加など、大きな原因の一つに腸内環境の悪化が招いていることが徐々に判明してきております。
薬(下剤、便秘薬)、便秘茶などで、強制的に「出すもの」ではなく、生理現象・機能として自然に「出るもの」です。
腸内環境のバロメーター、カラダからのお便りとも言える「お通じ」は、腸内環境が整うことで自然に「出るもの」であり、その質・量・回数などで状態を把握するためにも重要になります。
腸内環境を整えるには、正しい食事と適度な運動が大切。
対症療法としての薬や漢方・お茶などを飲むことは、問題ありませんが、
常用することは、腸内環境がいつまでたっても整わないどころか、悪化を招く恐れもあります。
腸内環境を整えるには、食物繊維群(レジスタントスターチ、水溶性・不溶性食物繊維、オリゴ糖など)を摂ることが一丁目一番地。
食物繊維には種類があって、レジスタントスターチ、水溶性・不溶性食物繊維、オリゴ糖などをバランスよく摂る、そして量を多く摂ることが重要です。