2016年9月29日
人間の誕生から旅立ちまで、人のエイジング過程の栄養として図にしました。(下記)
母性栄養期は、ママのお腹の中での栄養です、この期間は、ママの食べる栄養をそのまま受ける期間でもあり、ママの食生活に左右されます。基本的には、雑穀、海草、豆などからたっぷりのビタミン、ミネラル、食物繊維群を摂り腸内環境を正常化することを心がけ、プラス植物性たんぱく質の摂取をベースに動物性たんぱく質などバランスの良い食事がオススメです。
乳幼児期においては、これもママの母乳が基本的ベースになりますので、ママの食生活を上記のような形で行うことをオススメします、時期によっては、動物性たんぱく質を多少少なくすることも良いかもしれません。
自ら食べるようになる小児栄養期、成長期栄養期は、上記とほとんど変わりませんが、動物性たんぱく質と植物性たんぱく質を1、5:1くらいで摂るイメージです、この時期は、動物性たんぱく質も必要になります、人間の体格を決める時期です。
成熟期栄養期、老人栄養期は、これも上記がベースですが、動物性たんぱく質より、植物性たんぱく質の割合を増やすことをオススメします。(よく歳をとれば肉をなどと言われている方がいらっしゃいますが、非常に危険だと思います)
このように過程によって栄養の摂取を変えることが必要です。
昔の日本人は、体格が小さく、しかし生活習慣病が少なかった、現代は、体格は良くなったが、生活習慣病が蔓延しています。動物性たんぱく質摂取量増加の光と影だと思います、必要ですが、人生の過程の中で割合を変えなければいけないと思います。
全てのベースは、雑穀、海草、豆系を食することです、食物繊維群、ビタミン、ミネラル、植物性たんぱく質を常に摂取することをオススメします。
また下記に脳の重量発育表を載せています、「三つ子の魂百まで」のことわざは、実は、人間の脳の発育は、満三歳で80%完成します、表をご覧ください。
3歳頃までに脳の発育に必要な栄養素を十分、ママ自身が摂取し、お子様に、そしてお子様が離乳したらお子様に、まずは腸内環境を良好に保つために雑穀や豆、海草などの食物繊維群をベースに食事を組み立ててみては如何でしょうか?
腸の四大機能、脳腸相関(脳にセロトニン、ドーパミンを運びます)、免疫力(悪い菌を入れない、殺します)、栄養産生(栄養を作ります)、造血(血を作ります)、これが重要です、この4つを活性化させておくには、腸内環境の正常化、そのためには、腸内細菌の主食である食物繊維群(レジスタントスターチ、水溶性・不溶性食物繊維、オリゴ糖)を作用の異なる穀物系、豆系、海草系などから摂取することが必要です。穀物、、豆、海草には、ビタミン、ミネラル、植物性たんぱく質も豊富です、あとは、魚、肉からの動物性たんぱく質を。
まずは、ママの栄養、お子様の栄養、そのための食事が一番重要です、文武両道、様々な能力は、脳からです。