2020年2月14日
運動習慣は、運動強度(METs)を意識してメニューを作ることが大切です。
弊社で行っている
「腸内環境エクササイズ&フードライフプラン講座」の中で、
運動強度(METs)を考慮した腸内環境エクササイズは、
腸内環境に良い
呼吸法や足指(足趾把持力)強化のエクササイズ、また股関節、肩甲骨を使うエクササイズをお伝えしています。
そして普段の散歩、ウォーキング時は、なるべく上り坂や階段を登ることをオススメしています。
なぜかと申しますと
上記の取材いただいた新聞記事にも書いていることも理由の一つですが、
一番は、平地を歩くよりも上り坂は、
運動強度が約2倍になります、結果、効率よく消費カロリーが上がるからです。
運動強度とは、安静時に比べてどれくらいエネルギーを消費しているかの指標で、国際的に
メッツ(METs:Metabolic Equivalents)という単位が使われています。
安静時が1メッツで、運動強度が2倍になれば2メッツになります。
例えば、国立健康・栄養研究所の「身体活動のメッツ(METs)表」によると、
歩行は、とてもゆっくりで2、0メッツ、ゆっくりで2、8メッツ、散歩で3、5メッツであり、
上り坂歩行は、1-5%の勾配で5、3メッツ、6-15%の勾配で8、0メッツです。
もちろん早く歩けば、メッツは上がります、因みに下り坂は、3、3メッツになります。
その上で、体脂肪・内蔵脂肪を落とすことが目的での
運動強度を意識してカロリー消費をがんばる基本的な考え方は、
脂肪1kg消費するためには、脂肪は1g、9Kcalであり、1kgの脂肪を消費するためには、9000Kcalの消費カロリーは必要でなく、カラダに必要なカロリーを引いて7000Kcalであること。
1ヶ月で1Kgの脂肪を減らすためには、1日の普段の消費カロリー+約230Kcal(230✕30=6900Kcal)の消費カロリーが必要であることです。
(あくまで体脂肪・内蔵脂肪を落とすことがダイエットの本質であり、カラダの水分や筋肉量を落としては、本質から外れます。)
厚生労働省の健康づくりのための身体基準2013では、普通歩行(メッツ3、0)を10分行った場合では、体重50Kgの場合、エネルギー消費量は20Kcal、70Kgの場合、25Kcalとなっています。
上り坂歩行(メッツ8.0)を10分行った場合では、体重50Kgの場合、エネルギー消費量は60Kcal、70Kgの場合、85Kcalとなります。
よって弊社では、運動習慣において、運動強度(METs)を意識して行うこと
普段の散歩、ウォーキングなどでなるべく上り坂を使用いただくことを
オススメしております。
腸内環境エクササイズ&フードライフプラン講座とは、代表の大森が、47歳から48歳の1年間、腸内環境を整え、結果ダイエットにつながった運動習慣、食習慣の経験、それ以降の経験、また様々な論文、研究、多くの専門家の見解等の知識をプログラムメソッドとして確立した講座。