2020年5月13日
姿勢を良くすることは、見た目もそうですが、本来のカラダの機能を発揮するためにも重要です。
基本は、後ろ頭のテッペンが天から吊られている、後ろ頭でカラダを吊り上げているイメージ、そうボディーリフト。
そうすることで、頚椎が本来の正しい位置に収まり、筋肉、その他も含め正しく機能することが期待できます。
なぜなら、首の後ろ側には、重要な機能が集中しているからです。
人間は、必ず細い首を通って脳とのやり取りを行うこと、またツボや褐色脂肪細胞の数の多さ、足指、足裏との関係等、首周りの姿勢が悪くなると本来の機能が衰え、充分に発揮できなくなることが考えられます。
重たい頭を支える首にある頚椎は、脳とカラダをつなぐ全ての神経の通り道であり、7つの骨から構成され、この骨の中に中枢神経である脊髄が通っており、この脊髄から分かれた末梢神経は、全身の筋肉や内臓につながっています、よって首の姿勢が悪い場合は、様々な不調を引き起こす原因の一つとも言われ、腸内環境にも影響を及ぼします。
足先から頭まで、姿勢の重要性は、ヨガ・ピラティス・カイロプラクティック・バレエ・発声・武道などでも重要視され、またアレクサンダー・テクニークという心身技法でも最重要視されています。
よって後ろ頭のテッペンが天から吊られている、また後ろ頭、頚椎でカラダを吊り上げる、ボディーリフトの意識で姿勢を良くすることは、足指力・足裏アーチ、いわゆる鷲掴み力と同等に大切なことになります。