2020年8月20日
8月12日トピックスの足指握力(足趾把持力)・足裏アーチ力の重要性について 1でお伝えしました「悪い姿勢が固まりやすくなること」は、なぜ悪いのか? について詳しく説明させていただきます。
ニュートンの発見した万有引力とは、あらゆるモノ同士は、お互いに引き合っており、このモノ同士が引き合う力のことを意味しますが、地球は、地球上にあるモノに比べて非常に大きな質量をもっているため、地球と地球上にあるモノが引き合う力は大きくなります。
地球と地球上にあるモノの間の万有引力のため、地球は地球上のモノ全てを地球の中心方向に引っ張る、それが重力です。
地球上に存在する全ての生物が重力の影響下で活動しています。
ということは、地面から引っ張られているということであり、直立2足歩行の人間は、特に大きな重力の影響を常に受けながら生活していることになります。
過去に重力、宇宙空間に関してのトピックスも掲載しております。(下記をクリックしてご覧ください)
「悪い姿勢が固まりやすくなること」がなぜ悪いか?それは、重力を正しく受けることが出来ず、カラダ本来の機能が低下、腸内環境の悪化、また様々な疾患、悪い体形変化などを引き起こす恐れがあるからです。
その原因の大きな1つは、地球の重力に対して姿勢を保持するために働く筋肉「抗重力筋」群のバランスが崩れることが考えられます。
抗重力筋とは、地球の重力に対して姿勢を保つために働く筋肉のことで、下腿・大腿・腹部・首の各部前後に張り巡らされ、前後互いに伸び縮みをしながらバランスをとっています。
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/exercise/ys-093.html
参照:厚生労働省:e-ヘルスネット「抗重力筋」について、上記アドレスをクリックしてご覧ください。
姿勢が悪いと重力を正しく受けることが困難になります。
その姿勢の土台が足指・足裏であり、足指握力(足趾把持力)・足裏アーチ力、いわゆる鷲掴み力を鍛え、姿勢を正し、重力を正しく受けることで、抗重力筋群を正しく機能させることにより、大胸筋を始め、様々な筋肉が変化。※筋肉は、ターンオーバー(新陳代謝)が約2か月間の周期(年齢、生活環境によって変わります。)
その結果、カラダ本来の機能が働き、腸内環境の正常化、また様々な真の実感、良い体形変化などが期待できます。