2021年4月27日
ワシーガトウズの特徴の一つである
親指から小指まで個々の足趾把持力 強化機能における小趾把持力(足の小指握力)強化
注意点及び重要性
先端握り部を小指でも握ることを意識
ワシーガトウズの特徴の一つである小趾把持力(足の小指握力)まで、5本の足指握力を強化できる形状の先端握り部(黄色部)ですが、ご使用いただいている方で、足の小指を先端握り部から外して、親指を中心に先端握り部を握られている方がいらっしゃいます。
ワシーガトウズの持つ機能を100%引き出すためにも先端握り部を小指でも握ることを意識していただければ幸いです。
足の小指もしっかり先端握り部を握ることで、重要な母趾(母指)外転筋から小趾(小指)外転筋までの、いわゆる親指から小指5本、個々に作用の違う足趾把持力(足指握力)全てをつけることが可能になります。
手の小指は、通常の生活、またスポーツにおけるゴルフや剣道、ラケットスポーツなどで非常に重要視されておりますが、それと同様に足の小指も非常に重要な部位になります。
足の小指(第5趾/小趾)が重要な理由
(文献一部ご紹介)
荷重時の内反小趾角増大群における足部形態の特徴
https://ci.nii.ac.jp/naid/130004586120
第5趾側角度と重心動揺に正の相関があることを示した。荷重は横アーチを低下させるため、第5中足骨外転、第5基節骨内転に作用し、第5趾側角度が増加したと考えた。よって、左右方向へのバランス能力向上には横アーチの保持に加え、小趾屈筋などの第5趾へのアプローチが重要であることが示唆された。
小趾外転筋の筋力強化が片脚立位時における姿勢制御能力に及ぼす影響
https://ci.nii.ac.jp/naid/130004585458
全方向において実験群がコントロール群よりも増加傾向が認められた事から,母趾および小趾外転トレーニングは足趾把持筋力を強化し,動的姿勢制御能の向上を示す可能性があると考えられる.
足趾運動機能に関連する因子の抽出
https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2008/0/2008_0_C3P1476/_article/-char/ja/
足部形態を含めた足趾の運動に関わる重要な因子が相互に影響しているのが足趾運動機能であり,今回の評価は臨床的に重要な足趾機能全般の能力が関与している.
※足指の呼称:足指は、足趾(そくし、toe)と呼び、親指は第1趾(母趾)、人差し指は第2趾(示趾)、中指は第3趾(中趾)、薬指は第4趾(環趾)、小指は第5趾(小趾)と呼びます。
ワシーガトウズページにて
小趾把持力強化を可能にした
先端黄色部(握り部)の縦横セパレート構造をご覧ください。